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難病、奇病の子達が暮らす白い病院。
そこですこしずつ仲良くなっていく二人。


 【ガムテ】
ガムテちゃん。
声の大きさの抑制ができず、喋ろうとして意図せず大きな声が出てしまう。
そのことを自分自身とても嫌っており。常にガムテープで塞いでいる。
泣き虫。機嫌が良い日は鼻歌を歌う。

 【名前未定】
ガムテちゃんと仲良くなる子。
右目から花が咲く奇病。症状が進行してくると、眠る時間が長くなっていく。

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>以下で細かいこと


ガムテちゃんはいつも口を塞いでいるので喋らない。
呼吸が苦しくなるので運動は苦手。
おとなしい性格で、いつも絵を描いたり図鑑を見たり絵本を読んだりしている。
声を掛けてあげないと水分すら取ろうとしないので
先生が定期的に見てあげている。

お友達ができてからは、その子が飲み物の管理を手伝ってくれるようになる。

ただ、会えない日がたまにある。
先生と一緒にお友達の病室へ行くと
具合が悪そうな様子でもなく、普通にベッドの中で眠っていた。
でもこれは病気のせいで、自然と目覚めるまでどうしようもないのだそうだ。
病気が悪くなれば、眠る時間も長くなっていく。

お友達に起きて欲しいガムテちゃんは
名前を呼ぶために
その子の枕元でなら、口からテープをはがせるようになった。